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尾崎かおりブログ
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8月28日発売のWingsに「アメツキガハラ」というマンガが掲載されます。
前後編の全2話で、後編は10月28日発売です。
廚二病真っ盛りの女の子が主人公。
セーラー服をいっぱい描いたぞ!

最近だいぶ絵を描くのが楽になって来ました、
特に人物は色んなポーズが楽に描けるようになりました。
背景とかまだ苦手なんだけど、それでもデビュー当時の自分だったら、逆立ちしても描けなかったものが色々描けるようになったなあと思います。

でも「絵」の才能はあんまりないなって思います。
子供の頃から同級生には上手だねって褒めてもらえるけど、絵の賞とか取れたことは一度もなくて、いわゆる大人受けする絵が全然描けなかったのです。
大人が子供に期待するのは、お花がドーンと人物より大きいとか、猫が水玉柄してるとか、先入観でものを見る大人には描けない、天衣無縫な絵だと思うんですが、私のはいつも大人の真似をした、常識通りのちゃんとした、ただの「上手な絵で」それも「子供にしては上手」という程度なので、大人からしたらつまらないものだったんだろうなあ。
絵は自分にとって「作品」ではなく、漫画のための「道具」で、一枚の絵で「作品」として成り立ってて人を感動させるとか、そういう画家のやイラストレーターのような才能はないなあって思います。
でも漫画はどんなに絵画的に優れていても、ピカソみたいな絵で描いたらたぶん読みにくいだろうし、手法が斬新なものがすごいというわけでもないので、絵は漫画のための道具と割り切って、あんまりクセがなくて嫌われなくて使いやすい絵を目指して描いてました。
逆に言えば、私みたいな絵は才能とかじゃなく、技術で出来た絵だと思うから、コツコツ描き続けていれば誰でも描けるようになると思うので、漫画を描いている人はあんまり絵で悩まないでいいと思う。
たとえ絵が下手っぴでも絵はマンガ作品を構成する一要素でしかないので、他に武器があればなんとかなります。
絵を作る直感力みたいなのは必要かもしれないけど、問題は絵という道具を使って何を描くかですよね。

しかしせっかく技術が上がっても、最近は体力が落ちて作業は遅くなる一方ですがTT

pixiv更新しました→
もう3年も経ったのに、未だに月1回くらいはメトセラの続きを描かないといけない夢を見てうなされてしまうw
全然薄れないです。

大切にしてくれてありがとう。

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