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尾崎かおりブログ
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11月のアフタヌーンはお休みです。

来月分は入稿してるので、ちゃんと載ります。

よろしくお願いします。

LINEマンガ、pixivコミック で引き続き無料連載やってます。

期間が終わると読めなくなるので、今のうちにどうぞ。

布教にもぜひご利用ください><




何気にお気に入りキャラな会長さん。

優心は父性に飢えているから、ちゃんと導いてくれる大人の男の人が必要なんです。

優心にとってのおじいちゃんみたいな存在です。

金のひつじは子供達が主役だけど、老若男女いろんな人が登場して、

メインの人以外にも、みんな人生があります。

継ちゃんのお母さんの舞ちゃんは、昔アムラーみたいなギャルで、

まだハタチくらいのお父さんと大恋愛の末駆け落ちして、お父さんはお母さんの田舎の婿養子になりました。

コロッケ屋を継いで欲しかったじいちゃんは怒って息子を勘当してしまいます。

だからじいちゃんは孫の継ちゃんにも一度も会ったことがなかったのです。

おとんはというと、婿養子に来たものの、結局居心地が悪くなって、大阪で仕事を紹介してくれる友達がいるから家族で引っ越そうということになり、継ちゃんは幼馴染たちと離れ離れになってしまいます。

しかしおとんは突然仕事を辞めて放浪の旅に出たりと、独身のようなマイペースを貫き、

お母さんの舞ちゃんが夜のお仕事したりて家族は食いつなぎました。

だからお母さんはなんだか水商売風の雰囲気なんです。

そんなおとんにとうとう堪忍袋の尾が切れて、おかんは離婚して子供達を連れて田舎に戻ることにしたんです。

お母さんのことをあんまり描く機会がなくて、どっちかというと悪者みたいになってますが、苦労してるんです><

ちなみに三井倉家の女性たちはみんな漢字一文字の名前で統一されています。

継ちゃんのお母さんが舞、お姉ちゃんが縁(エン)、お姉ちゃんの子供達が、蘭と天、おかんの妹が縞(シマ)です。

おとんは崎島あたる。おじいちゃんは崎島甚二(ジンジ)といいます。



4人の中では継ちゃんの次に優心が好きです。

世の中には、主人公にやっつけられるためだけに作られた悪役が登場し、

最後には主人公の(というか作者の)説教に涙を流して改心する、みたいなドラマや漫画がいっぱいあります。

私には、そういう悪役は作者が自己満足するために作り出しただけのハリボテに見えます。

この世には「良い人」も「悪い人」もいなくて、

どんな人も「良いこと」もすれば「悪いこと」もする。

優心や朝里にバチが当たるのを期待して読んでいる人は、私の漫画は向いていないと思います。

前述のような、世の中にいっぱいある漫画やドラマを見た方がスカッとできるでしょう。

でも私は、どうしてもそういう物語では救われないのです。

現実には悪いことした人にちゃんとバチは当たらないし、

良い人だと信じてた人が悪いことしたりもする。

私は良い人間でも強い人間でもないから、空と同じことをされたら、優心を許すことはできないんだけど、

それでも漫画の中では、違うことがしたいんです。

私が漫画で描きたいのは「絶対に救われない運命の人を救う」ことです。

それが描けたら、自分も生きていけるような気がするからです。

自分を救うために描くというのは、私にとってなけなしの誠意です。

そうやって描いたものは、どうやら時々、私以外の誰かをも救ったりするからです。

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