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尾崎かおりブログ
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COMIC ZINさんで買うとイラストカードが付くそうです。
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担当さんが撮って来てくれたヴィレッジヴァンガードお茶の水店の様子。
店員さんがあかりちゃんを手描きしてくれてる!?
愛があふれ過ぎてるよー><
その他応援してくれてる書店さん、本当に感謝ですemoji


というわけで無事発売となりました。
ブルーの表紙の色がなかなか出なくて大変だったの…!
印刷所さんが頑張ってくれて、なんとか綺麗なカバーになりました。
感想とかあったら教えてくれると嬉しいです☆

kindle版は後日出るみたいです。




沖縄と言えば、、、



ご存知の方も多い通り、私はデビュー当時のCoccoがものすごく好きで、あの「一秒たりとも納得出来ない生き方をするくらいなら死んでやる」みたいな潔癖さがいじらしくて、胸に詰まります。
今はもうそんな風になれないけど、自分にもそういう時代があったことを思い出して、聞いてると自分さえぶっ壊しかねない当時の情熱みたいなものが込み上げて来ます。
その頃の自分を振り返れるようになって、中学生や高校生を客観的に、慈愛の目で描けるようになって、この歳にしてやっと自分が思春期から抜け出しかけているような気がします。
でも周りは「中二病卒業しちゃダメ!」「むしろ絶対卒業出来ないからあなた!」みたいに言うんだよなー。なんでさー。

昔はなんでも命かけていたから、少しのつまずきでも「死んでやる」とか、誇らしげにすら思っていました。
本当は死にたかったわけじゃなくて、たぶん完璧に生きたかったんだと思います。
でも大人になると殆どの人が白や黒だけではないグレーの世界で生きています。
若い頃に死ぬ程しがみついてきた事柄は、生きれば生きる程小さくなって行きます。
そんなふうになることは、諦めることのような気がして絶対に許せなかったけど、
うまく言えないけど、今、自分は諦めたのとも違う。
歳を取ると一年がとても早く感じますが、5歳の子供にとっての一年は人生の五分の一、だからとっても長い。
40歳にとっての1年は人生の40分の一、だからあっという間。
てことは昔の事柄が小さくなったんじゃなくて、人生が大きくなったのかなー?
今の自分はグレーでもないし、諦めたことはまだ、ない、気がします。
しかしまだまだ、とても自分が「大人」になれたとは思えません。
何しろやっと思春期から抜け出そうとしている所ですから。
思春期を卒業する、というのは、中二病的な感覚を捨てることではなく、中二病な自分をも抱擁出来る大きな何かになることなのかなと思います。

私はネームを描いている瞬間だけがその作品と一体で、原稿を描く段階ではもう物語自分の中からは走り去った後なので、その後はひたすら「作業」という感じで、「人魚王子」を描いたのはずっと前のことみたいです。

さて、次はどんな漫画を描くのでしょうか。
私にもいつもまったく分かりません…。

でも、また来年も会えますように。

今年も一年ありがとうね。emoji




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